ベストキッカー賞の埼玉SO松田「待ってます」　あの番組出演逆オファー？　ラグビーリーグワン年間表彰式

＜リーグワンアワード＞準優勝の埼玉の選手たち（左から）ベストキッカーの松田、新人賞・ベスト15の長田、ベスト15の稲垣、坂手主将、ベスト15の野口、ベスト15のライリー（撮影・篠原岳夫）
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　20日に閉幕したラグビーリーグワン2022～2023の年間表彰式が22日、東京都内で行われ、ベストキッカー賞を受賞した埼玉のSO松田力也（29）が出席。同賞は規定回数のプレースキックを蹴った選手の中で、最も成功率が高い選手を表彰するもので、松田は85・5％を記録。「狙っていた賞なので、うれしく思う」と話した。

　今後は短いオフをはさみ、9月に開幕するW杯フランス大会を目指して日本代表の合宿に参加する予定。日本が初の8強入りを果たした19年日本大会は一度も先発機会がなかっただけに、「10番を着ていないので、悔しい思いをした。そこを意識してやってきた。勝利に導ける選手になりたい」と意欲。昨年は5月に受けた左膝手術の影響で代表活動には参加していないが、「体作りなどにフォーカスできたので、去年よりも（状態は）上がっていると思う」とプラスに捉えた。

　前日21日には日本代表で10番を争うことになる李承信（神戸）が、TBS系のドキュメンタリー番組「情熱大陸」に取り上げられた。「まだ見ていない。録画はしてある」という松田だが、実は同番組のファンであることを告白。スポーツ選手に限らず、さまざまな世界のトップランナーの生き様に刺激を受けているそうで、「参考になる部分がある。（オファーは）待ってます」とアピールした。