休場の炎鵬「頚部椎間板ヘルニア」で「約3カ月の加療を要す」の診断書 再出場なければ幕下転落も

[ 2023年5月23日 11:33 ]

大相撲夏場所10日目 ( 2023年5月23日    東京・両国国技館 )

炎鵬
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 十両・炎鵬(28=宮城野部屋)が日本相撲協会に休場届を提出した。診断書によると「頚部椎間板ヘルニア」で「約3カ月の加療を要す」とされた。

 西十両3枚目の番付で迎えた今場所ここまで9戦全敗で、10日目から休場。このまま再出場がなければ、約5年間守ってきた関取の座を明け渡すことになる可能性も出てくる。

 4月中旬に首を痛め、4月22日から春巡業を休場。場所前には「急ピッチで仕上げていきたい」と話していたが、本格的な稽古が再開できないまま初日を迎えた。思い切って頭から当たることがなかなかできず、立ち合い変化などいろいろ試行錯誤するも白星には結びつかなかった。7日目の取組後には「毎日相撲を取っているから(症状が)良くなることはない」と話していた。

 関取最小兵1メートル67、最軽量100キロの体で平均体重160キロ超の関取たちと戦い続けてきた炎鵬。入門から6年間、ケガによる休場は一度もなかったが、ついに限界を迎えてしまった。

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