十両・炎鵬が10日目から休場 首のケガに苦しみここまで0勝9敗「相撲になってない」と漏らす日も

[ 2023年5月23日 10:15 ]

大相撲夏場所10日目 ( 2023年5月23日    東京・両国国技館 )

炎鵬
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 日本相撲協会は23日、十両・炎鵬(28=宮城野部屋)が10日目から休場すると発表した。

 再入幕が狙える西十両3枚目の番付で迎えた今場所、ここまで白星なしの0勝9敗だった。4月中旬に首を痛め、4月22日から春巡業を休場。本格的な稽古が再開できないまま初日を迎え、本来の相撲が取れずに苦しんでいた。立ち合い変化や張り差しなどいろいろ試すも白星にはつながらず。連敗中には「相撲になってない」「相撲を取った気になる日が一日もない」「勝ち方が分からない」などと漏らしていた。このまま再出場がなければ、約5年間守ってきた関取の座を明け渡すことになる可能性も出てくる。

 関取最小兵1メートル67、100キロの体で土俵に立ち続けてきた炎鵬。ケガによる休場は自身初で、コロナ関連を含めると3度目の休場となった。この日対戦予定だった天空海(32=立浪部屋)は不戦勝となる。

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