照ノ富士が盤石の相撲で3連勝 先場所優勝の霧馬山は3日目にして初黒星…大関獲りへ不安

[ 2023年5月16日 19:07 ]

<夏場所3日目>遠藤(右)を攻める照ノ富士(撮影・久冨木 修)
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 大相撲夏場所3日目、4場所ぶりに復帰した横綱・照ノ富士(31=伊勢ケ浜部屋)が前頭2枚目の遠藤(32=追手風部屋)を押し出しで下し3連勝。先場所優勝の関脇・霧馬山(27=陸奥部屋)は、前頭筆頭の阿炎に引き落としで敗れ初黒星を喫した。カド番の一人大関・貴景勝(26=常盤山部屋)は前頭筆頭の翠富士(26=伊勢ケ浜部屋)を押し出しで破り、2勝目を挙げた。

 2日目に埼玉栄高の後輩である琴ノ若にあっけなく寄り切られ、初黒星を喫した貴景勝は、翠富士を相手に仕切り直しの白星。それでも取組後はテーピングで固定した両膝をかばいながら土俵を降りるなど、今後に不安をのぞかせた。

 霧馬山は今場所10勝すれば大関昇進への目安とされる3場所33勝に到達するが、3日目にして早くも黒星。序盤で白星を積み重ね、再び優勝争いに絡みたいところだ。

 また、9場所ぶりの幕内復帰を果たした元大関の朝乃山は軍配差し違えの末、琴恵光を寄り切りで下し3連勝。それでも「勝つとは思ってなかった。相撲内容は全然ダメです。勉強不足ですね」と反省しきりだった。

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