ネッツがサンダーに逆転負け 渡辺は3戦連続で出場機会なし 50勝目のバックスはプレーオフ進出が確定

[ 2023年3月15日 13:31 ]

ジャンプシュートを放つネッツのブリッジズ(AP)
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 NBAは14日に各地で8試合を行い、東地区全体6位のネッツは敵地オクラホマシティー(オクラホマ州)でサンダーに107―121(前半62―52)で敗れて39勝30敗。第2Q終盤で一時16点をリードしていたが後半(45ー69)で試合をひっくり返されてロード5連戦を3勝2敗で終了した。

 ミケル・ブリッジズ(26)がチーム最多の34得点をマーク。渡辺雄太(28)は3試合連続で出場機会がなかった。

 ネッツはプレーオフに無条件で進出できる下限の6位につけているが、7位のヒート(37勝33敗)とは2・5ゲーム差。今後はキングス→ナゲッツ→キャバリアーズ→キャバリアーズ→ヒートと東西両区の上位チームとの試合を控えており、ここが後半戦の正念場になりそうだ。

 サンダーは34勝35敗。前日までは西地区全体の11位だったが、同率のタイブレーカーの対象が今季1勝1敗とレイカーズと2勝1敗のマーベリクスに変わったため、この2チームとレイカーズに敗れたペリカンズを抜いて一気に8位まで順位を上げている。

 西地区全体首位のナゲッツは敵地トロント(カナダ・オンタリオ州)で東地区全体9位のラプターズに110―125(前半56―72)で敗れて46勝23敗。ニコラ・ヨキッチ(28)が28得点と8リバウンド、7アシストをマークしたものの今季初の4連敗を喫した。

 東地区全体首位のバックスは敵地フェニックス(アリゾナ州)で西地区全体4位のサンズを116―104(前半57―48)で退けて50勝(19敗)一番乗り。13試合を残して東地区全体6位以内が確定し、プレーオフ進出が決まった。ヤニス・アデトクンボ(28)は35得点、11リバウンド、8アシストを稼いで勝利に貢献。バックスの50勝以上はここ4シーズンで3回目となった。

 サンズは37勝32敗。4連勝のあとは3連敗となり、西地区全体5位のウォリアーズ、6位のクリッパーズ(ともに36勝33敗)とは1ゲーム差になった。

 <14日の結果>
キャバリアーズ120―104*ホーネッツ
*ウィザーズ117―97ピストンズ
*ラプターズ125―10ナゲッツ
レイカーズ123―108*ペリカンズ
*サンダー121―107ネッツ
*スパーズ132―114マジック
バックス116ー104*サンズ
ニックス123ー107*トレイルブレイザーズ
 *はホームチーム

 <東地区全体順位>
(1)バックス(50勝19敗)
(2)セルティクス(47勝22敗)
(3)76ers(45勝22敗)
(4)キャバリアーズ(44勝27敗)
(5)ニックス(41勝30敗)
(6)ネッツ(39勝30敗9
(7)ヒート(37勝33敗)
(8)ホークス(37勝33敗)
(9)ラプターズ(33勝36敗)
(10)ウィザーズ(32勝37敗)
(11)ブルズ(31勝36敗)
(12)ペイサーズ(31勝38敗)
(13)マジック(28勝41敗)
(14)ホーネッツ(22勝49敗)
(15)★ピストンズ(16勝54敗)

 <西地区全体順位>
(1)ナゲッツ(46勝23敗)
(2)グリズリーズ(41勝26敗)
(3)キングス(40勝27敗)
(4)サンズ(37勝32敗)
(5)ウォリアーズ(36勝33敗)
(6)クリッパーズ(36勝33敗)
(7)ティンバーウルブス(35勝34敗)
(8)サンダー(34勝35敗)
(9)マーベリクス(34勝35敗)
(10)レイカーズ(34勝35敗)
(11)ジャズ(33勝36敗)
(12)ペリカンズ(33勝36敗)
(13)トレイルブレイザーズ(31勝38敗)
(14)★スパーズ(18勝50敗)
(15)★ロケッツ(16勝52敗)
 ★はプレーオフ進出の可能性がなくなったチーム。無条件プレーオフは両地区6位まで。7~10位は残り2枠を争うプレーイン・トーナメントへ

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