レイカーズがペリカンズに快勝 八村は12得点 ただしサンダーの勝利で西9位から10位に後退

[ 2023年3月15日 11:30 ]

コートサイドで試合を見守るレイカーズのジェームズ(AP)
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 西地区全体9位のレイカーズは14日、敵地ニューオーリンズ(ルイジアナ州)で勝率では並んでいた10位のペリカンズと対戦。一度もリードを許すことなく最大40点差をつけて123―108(前半75―40)で勝利を収めて今季の成績を34勝35敗とした。開幕5連敗でスタートした今季だが、15日のロケッツ戦に勝てば初めて勝率5割に到達。レブロン・ジェームズ(38)が故障で離脱してからは5勝3敗で、この日試合のなかった8位マーベリクス(34勝35敗)とのゲーム差はなくなった。

 ただしレイカーズと同率の11位だったサンダーもネッツに勝って34勝35敗。マーベクスを含めた同率の3チームの中ではサンダーが最上位(8位に浮上=レイカーズに1勝1敗、マーベリクスに2勝1敗)となったため、レイカーズは勝ったにもかかわらず9位から10位に後退。プレーイン・トーナメント(7~10位)進出を巡る争いは激化している。

 アンソニー・デービス(29)が35得点と17リバウンド、ジャズから移籍してきたマリク・ビーズリー(27)が7本の3点シュートを決めて24得点、ディアンジェロ・ラッセル(27)も17得点を稼いで第3Qの2分14秒には40点差(82―42)をつけた。

 八村塁(25)は29―11だった第1Qの8分38秒からコートに登場。このクオーターは無得点だったが、第2Qに入ると3点シュートを2本とも決め、フリースロー(FT)も2本成功させて8得点を記録した。

 結局、20分の出場でフィールドゴール(FG)を7本中4本(うち3点シュートは3本中2本)を成功させて12得点と2リバウンド。得点はここ4試合連続(17→16→12→12)で2ケタとなった。八村は12日のニックス戦でも3点シュートを2本決めており、2試合連続で複数本を成功させたのは今季2回目。レイカーズ(21戦目)での平均得点は10・3で、3点シュートの成功率は33・2%となってウィザーズ在籍時の31・1%を上回っている。

 ペリカンズは33勝36敗。第4Q中盤で13点差まで詰めたが追撃もここまでだった。3点シュートの成功は43本中11本(成功率25・5%)。西地区全体で10位から12位に後退し、このカードは今季1勝3敗となった。

 <八村の全オフェンス>
 ▼第1Q(出場3分22秒=無得点)
(1)11分15秒・正面からのドライブ。体勢を崩しながらゴール下で左手でシュート=×
 ▼第2Q(出場8分4秒=8得点)
*1分56秒・フリースロー2本=○○
(2)5分27秒・速攻から右コーナーで3点シュート=○(アシスト・ビーズリー)
(3)6分7秒・左サイドから3点シュート=○(アシスト・シュルーダー)
 ▼第3Q(出場6分50秒=2得点)
(4)6分17秒・左サイドから3点シュート=×
(5)7分59秒・左サイドでのパワープレー。ターンアラウンドでジャンプシュート=○
(6)8分56秒・左ローポストからターンアラウンドでジャンプシュート=×
 ▼第4Q(出場1分33秒=2得点)
(7)11分27秒・左サイドでステップバックからジャンプシュート=○

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