ナゲッツのヨキッチが通算100回目のトリプルダブル　スパーズは連敗を16で阻止

ロケッツのシェングンをかわしてレイアップに持ち込むナゲッツのヨキッチ（AP）
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　西地区全体首位のナゲッツは敵地ヒューストン（テキサス州）でロケッツを133―112（前半74―54）で下して44勝19敗。ガードのジャマール・マーリー（26）が32得点、センターのニコラ・ヨキッチ（28）は第3Qまでに14得点、11リバウンド、10アシストを記録し、今季24回目のトリプルダブルを達成した。通算では出場582試合で史上6人目の100回目に到達。ヨキッチが個人記録3部門に2ケタの数字を残した試合でナゲッツは通算28連勝で今季は24戦全勝となった。

　敗れたロケッツは10連敗で13勝48敗。一度もリードを奪うことなく試合終了となり、このカードでも通算10連敗となった。

　スパーズは敵地ソルトレイクシティー（ユタ州）でジャズに102―94（前半50―48）で勝って15勝47敗。1月20日のクリッパーズ戦から続いていた連敗は「16」でストップした。

　2月26日のロケッツ戦で歴代8位に並ぶ71得点をマークしていたトレイルブレイザーズのデイミアン・リラード（32）は敵地サンフランシスコ（カリフォルニア州）で行われたウォリアーズ戦では35分で25得点。トレイルブレイザーズは最大23点をリードしながら、第3Qで17―39とリズムを失って105―123（前半65―48）でウォリアーズに敗れた。

　マーベリクスは地元ダラス（テキサス州）でペイサーズに122―124（前半59―69）で敗れて32勝31敗。ここ6戦で5敗目を喫して、西地区全体6位から7位に順位を下げた。

　この日が誕生日だったルカ・ドンチッチ（24）は39得点と8リバウンド、6アシスト、ネッツから移籍してきたカイリー・アービング（30）は16得点と9アシストを記録したが苦杯。アービングがマーベリクスで出場した8試合でチームは3勝5敗。ドンチッチとともに先発した試合では1勝4敗となった。

　ペイサーズは28勝35敗。2000年2月29日が誕生日のタイリース・ハリバートン（22）が32得点をマークし、ここ4戦で3勝目を挙げている。

　＜トリプルダブル達成回数上位＞
（1）198回＝ラッセル・ウエストブルック（現クリッパーズ・1076試合）
（2）181回＝オスカー・ロバートソン（ロイヤルズほか・1040試合）
（3）138回＝マジック・ジョンソン（レイカーズ・906試合）
（4）107回＝ジェイソン・キッド（マーベリクスほか・1391試合）
（5）106回＝レブロン・ジェームズ（現レイカーズ・1413試合）
（6）100回＝ニコラ・ヨキッチ（現ナゲッツ・582試合）

　＜2月28日の結果＞
ウィザーズ（29勝32敗）119―116＊ホークス（31勝31敗）
バックス（44勝17敗）118―104＊ネッツ（34勝27敗）
＊ラプターズ（31勝32敗）104―98ブルズ（28勝34敗）
＊グリズリーズ（37勝23敗）121―109レイカーズ（29勝33敗）
ナゲッツ（44勝19敗）133―112＊ロケッツ（13勝48敗）
キングス（36勝25敗）123―117＊サンダー（28勝33敗）
ペイサーズ（28勝35敗）124―122＊マーベリクス（32勝31敗）
スパーズ（15勝47敗）102―94＊ジャズ（31勝32敗）
ティンバーウルブス（32勝32敗）108―101＊クリッパーズ（33勝31敗）
＊ウォリアーズ（32勝30敗）123―105トレイルブレイザーズ（29勝32敗）
　＊はホームチーム