アイスダンス小松原組、尊の地元で「力をもらった」RD6位発進

[ 2023年2月11日 09:00 ]

フィギュアスケート四大陸選手権第2日 ( 2023年2月10日    米コロラド州コロラドスプリングズ )

小松原美里&尊
Photo By スポニチ

 アイスダンスのリズムダンスが行われ、22年北京五輪代表の小松原美里、尊組(倉敷FSC)は66・72点で6位だった。コロラドは尊の実家があり、北京五輪前後の18カ月間ほど練習してきた場所。笑顔あふれるパワフルな演技で魅了した。

 美里は「一緒に滑っていた仲間やティムのお母さんも見てくれていた。温かい声援の中で滑れた」と話し、尊も「友達や家族の前で演技できてとても光栄で楽しかった。力をもらって、美里と一緒に良い演技できた」と振り返った。

 美里はレベル3を獲得したダイアゴナルステップ、ツイズルに及第点をつけたが、パターンダンス・タイプ・ステップ・シークエンス(PSt)でのレベル1を反省。「PStがレベル1だと60点台にとどまるので、70点に乗せたい」と話した。

 フリーダンスのある12日は北京五輪リズムダンスから1年。「ど忘れするほど今大会に集中していた」と美里は笑い「良いスケーティングは無駄な疲れ方をしない。“あれ、コロラドなの?”と思うくらい元気に滑れたら」と高地での対策も踏まえて意気込みを口にした。

 北京五輪団体戦で獲得した日本代表の銅メダルは1年経ってもまだ手元に届いておらず、美里は「みんながスーパースターで、個人でメダルを獲れるレベルではないので、正直早く見てみたい。一緒に頑張った仲間がいる特別なメダル。みんなでおめでとうと言える時間が早く来たら」と胸の内を明かした。

続きを表示

2023年2月11日のニュース