ジャンボ尾崎が愛弟子・原に期待「ゴルフで主役になってもらわなきゃ」

尾崎将司は取材で笑顔を見せる
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　男子ゴルフツアーで通算94勝を誇る尾崎将司（76＝フリー）が11日、千葉市内で行われた「ジャンボ尾崎ゴルフアカデミーセレクションISPS」終了後に報道陣の取材に応じ、愛弟子の女子プロゴルファー原英莉花（23＝NIPPON　EXPRESSホールディングス）、西郷真央（21＝島津製作所）への期待を語った。

　ツアー4勝の原は昨季優勝がなく、メルセデスランク31位にとどまるなど不本意なシーズンを過ごしたが「良くなっている。今年の英莉花は期待だな」と活躍に太鼓判を押した。原はオフには髪を金髪に染めてイベントに登場するなどプレー以外でも注目されている。尾崎は「ゴルフ以外でいつも主役だもんな。ゴルフで主役になってもらわなきゃ」とジョークを交えながら「去年一年嫌というほど苦しんだから。本人も“今年は頑張る”と言い切った。25歳までに大輪の花を咲かせないと」と期待を込めた。

　また西郷は昨季開幕戦で初優勝を飾ると5月までに5勝を挙げた。しかし6月以降は1勝も挙げられず終盤は極度の不振に陥った。指導している尾崎は「アドバイスはしていない。本人が悩んでいるから、たまにちょこちょこ言うくらい。良くなっている。間違いなく良くなっている」と既に復調していることを明かした。
　尾崎自身は19年9月のANAオープンを最後にツアー出場がない。試合復帰の可能性を聞かれると「俺のゴルフのことはちょっと（横に）置いておいて」と笑いながらけむに巻いた。