柔道・橋本壮市「待っててくれよ」初五輪へ思いはせる パリ国際合宿から帰国

[ 2023年2月11日 19:39 ]

パリでの国際合宿から羽田空港に帰国した橋本壮市
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 柔道の世界選手権(5月、ドーハ)日本代表で男子73キロ級の橋本壮市(パーク24)が11日、パリで行われていた国際合宿(6~9日)を終えて羽田空港に帰国し、「充実した合宿になった。いい稽古ができた」と満足げな表情で振り返った。

 合宿直前の4、5日にはグランドスラム(GS)パリ大会も開催されたが、あえて試合には参戦せず、4日間の合宿で多くの海外選手と組み合うことを選択した。稽古では同じ73キロ級の選手とは一切手合わせをせず。東京五輪81キロ級銀メダルのモラエイ(アゼルバイジャン)ら、1階級上の選手と乱取りを繰り返したといい、「(同階級の選手との練習は)メリットはない。できるだけやりたくなかった。手の内は見せない」と説明した。

 数ある国際大会でも毎年屈指の盛り上がりを見せるGSパリ大会は会場で観戦。連日、朝から満員のファンでスタンドが埋め尽くされるフランスでの柔道人気を肌で感じたようで、「“来年待っていてくれよ”と思いながら見ていた。ワクワクした」と、初出場を目指す来年のパリ五輪へ思いをかき立てた。

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2023年2月11日のニュース