五輪談合で役員逮捕のセレスポ「当局の捜査に全面的に協力」「深くお詫び申し上げます」

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　イベント制作会社の「セレスポ」は8日、21年の東京五輪・パラリンピックを巡り談合したとして、同社の専務取締役鎌田義次容疑者が東京地検特捜部に独禁法違反（不当な取引制限）の疑いで逮捕されたことを受け、「弊社役員の逮捕について」とする声明を発表した。

　「本日、当社専務取締役　鎌田義次が、独占禁止法違反の容疑で東京地方検察庁に逮捕されました。

　当社は、このような事態となりましたことを厳粛に受け止め、東京地方検察庁の要請に誠意をもって対応するなど、引き続き、当局の捜査に全面的に協力してまいります。

　関係者の皆様に多大なるご心配およびご迷惑をお掛けしておりますこと、深くお詫び申し上げます。

　なお、本件の内容等に関するコメントについては、捜査中につき差し控えさせていただきます」

　容疑はテスト大会の計画立案業務の入札、本大会運営など計約400億円の随意契約分も含まれている。鎌田容疑者のほか大会組織委員会の大会運営局元次長森泰夫容疑者、電通のスポーツ部門で幹部を務めた逸見晃治容疑者、「フジクリエイティブコーポレーション」の専務取締役藤野昌彦容疑者が逮捕された。