7人制ラグビー女子日本代表 パリ五輪へWS転戦で成長実感 平野優芽「世界で戦える選手が増えた」

[ 2023年2月8日 21:58 ]

ワールドシリーズを転戦しているサクラセブンズ(日本ラグビー協会提供)
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 7人制ラグビー女子日本代表候補は別府合宿2日目の8日、オンラインで取材に応じた。

 昨年12月から国際サーキット大会のワールドシリーズ(WS)を転戦中。ここまで4大会を戦い、1月のハミルトン大会ではWS過去最高成績となる6位に入った。鈴木貴士ヘッドコーチ(HC)は「(選手が)少しずつ世界のレベルに対応し、自信を持ってプレーしていることが成長。一人一人が考えながらラグビーができている」と認める。

 チームをけん引する平野優芽主将(ながとブルーエンジェルス)は「ディフェンスでは、今までより簡単にトライを取られることが少なくなった。アタックは(相手)ディフェンスラインを切り裂く選手、裏に出る選手が増えた。世界で戦える選手が増えたことが大きい」と語った。

 昨年のチャレンジャーシリーズ優勝で4季ぶりにWS出場権を獲得。世界を転戦しながら強豪と対戦することで、チーム強化につながっている。3月にはバンクーバー大会、香港大会と続き、今後はパリ五輪予選も控える。主将は「強度の高い大会を重ねていけるのは五輪予選、(24年)パリ五輪につながる」と話した。

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2023年2月8日のニュース