菅沼菜々が日本パラスポーツ協会に100万円寄付「何かできないかと思って」現役選手では初

獲得賞金の一部を寄付した菅沼菜々（左）と日本パラスポーツ協会森和之会長
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　女子ゴルフで昨季メルセデスランク8位の菅沼菜々（22＝あいおいニッセイ同和損保）が8日、日本パラスポーツ協会に獲得賞金の一部である100万円を寄付した。同協会によると、現役アスリートによる寄付は初めて。広場恐怖症を持ちながら戦う菅沼は、パラアスリートに共感を抱きリスペクトしており、寄付をしたい意向を持っていたという。都内での寄贈式に出席し、「あいおいニッセイ同和損保さまが日本パラスポーツ協会に支援をしていることを知って、同じ所属である私も何かできないかと思っていました。私も広場恐怖症と向き合っていて、障害を抱えている選手の活躍を応援したいという気持ちがあります」と語った。

　本格参戦3季目だった昨季はツアー初優勝こそつかめなかったが、トップ10入りは15度を数えるなど賞金ランク9位に入った。3月に開幕する23年シーズンに向けてオフはパッティングをはじめ、ショートゲームを強化しているという。22歳は「優勝したいけれど、今後を考えたら何勝もしていきたいと思っている。まずは通過点として優勝したいし、昨年と同じように安定感あるプレーをしていきたい」と抱負を口にした。