スケボー小野寺吟雲 世界選手権3位のご褒美は「ワンタンスープ食べたい」

[ 2023年2月8日 04:43 ]

帰国する小野寺(撮影・会津 智海)
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 スケートボード・ストリート世界選手権(UAE・シャルジャ)で3位に入った小野寺吟雲(ぎんう)ら日本代表が7日、成田空港に帰国。史上最年少の12歳でメダルを獲得した新星は「自分の決めたいトリックを決勝で出して、3位になれてうれしい」と喜びを語った。

 大会はパリ五輪の予選会を兼ねており、今回の結果で日本勢トップとなる3位にランクイン。本人は決勝直後と同様に「目標は宇宙に行ってスケボーをやってみたい」と規格外の夢を語ったが、パリ五輪でもメダル候補に急浮上した12歳に、代表の早川大輔コーチは「彼のトリックはスケートボードの未来」と称賛した。まだ体は成長途上とあり、今後も出場大会は厳選していく見通し。周囲の期待が高まる中、小野寺本人は「ワンタンスープを食べたい」とささやかなご褒美を希望した。

 ≪西矢椛は高校入試「結構やばい」≫女子で日本勢最上位となる3位に入った東京五輪金メダリストの西矢椛は、「(決勝の)ベストトリックは予選で決められたものを1本目にミスったのでちょっと悔しい」と反省を口にした。現在中3で、10日には高校の入試を控える。遠征中も1日1時間は試験勉強。大会ではさすがのパフォーマンスを見せつけたが、もう一つの本番に向けては「結構やばいです」と苦笑いした。

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