テニス男子国別対抗戦 日本がWG1部進出に王手 西岡「空気感はゆるい。良い意味で」

[ 2023年2月4日 15:21 ]

テニス男子国別対抗戦デビス杯ワールドグループ1部プレーオフ第1日 ( 2023年2月4日    兵庫ブルボンビーンズドーム )

西岡良仁(AP)
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 3戦先勝方式で日本がポーランドと対戦し、第1日を終えて2勝してワールドグループ1部に進出に王手をかけた。第1試合は世界ランキング33位の西岡良仁(ミキハウス)が世界273位のダニエル・ミハルスキに6―3、6―2で勝利。第2試合は世界108位のダニエル太郎(エイブル)が世界255位のカツペル・ズクを6―3、6―4で下した。スタンドでは故障で長期離脱中の錦織圭(ユニクロ)も観戦した。

 最終日の5日はダブルスでマクラクラン勉(イカイ)、綿貫陽介(フリー)組がウカシュ・クボット、ヤン・ジェリニスキ組と対戦。シングルスは西岡がズクと、ダニエルはミハルスキと顔を合わせる。昨年10月に現役引退して就任した添田豪監督の初陣で、錦織を除く現時点のベストメンバーがそろった。ポーランドは世界10位のフベルト・フルカチュ(ポーランド)と同104位のカミル・マイクシャクがメンバーから外れている。

 西岡は添田監督の現役時代に何度も対戦。ともに日の丸を背負いデビス杯を戦い、一緒に海外遠征したことも多い。新監督の初陣を白星で飾りたい思いは強く「初陣は一緒にやりたいというのが皆の意思。だからベストメンバーがそろったのだと思う」と強調。「添田さんは年齢も近いし、選手寄りの考えを持っている。僕や(ダニエル)太郎君や(綿貫)陽介が話していても普通に入ってくる。今までの監督では話しにくかった内容の話もできる。空気感は1番、ゆるい。良い意味で。正直、やりやすい」とコート外の雰囲気を明かした。

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2023年2月4日のニュース