ウィザーズの連勝が6でストップ 最大20点のリードを守り切れず 八村放出後は5戦目で初黒星

[ 2023年2月4日 11:48 ]

ウィザーズのキスパートをかわしてシュートに持ち込むトレイルブレイザーズのサイモンズ(AP)
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 東地区全体9位のウィザーズは3日、地元ワシントンDCでトレイルブレイザーズに116―124(前半69―51)で敗れて24勝27敗。第2Qの終盤で34―14と最大20点をリードしたものの、後半は47―73と失速して今季最長の連勝は6でストップした。

 八村塁(24)をレイカーズに放出してからは5戦目で初黒星。ブラドリー・ビール(29)が34得点、クリスタプス・ポルジンギス(27)は32得点、カイル・クーズマ(27)は12得点と11リバウンドを稼いだが、先発平均身長で「203・2センチ―196・2センチ」と7センチも上回りながら、サイズのアドバンテージを生かせなかった。

 八村の交換要員としてレイカーズから移籍してきたガードのケンドリック・ナン(27)はベンチから出て18分のプレータイムで6得点。新天地での出場4試合の得点は12→12→12→6となった。

 トレイルブレイザーズは3連勝を飾って26勝26敗。ここ6戦では5勝目で西地区全体11位から10位に順位を上げ、9位のウォリアーズとはゲーム差なしとなった。

 ウィザーズ戦ではアンファーニー・サイモンズ(23)が3点シュートを12本中9本成功させて33得点をマーク。球宴リザーブに選出されたデイミアン・リラード(32)も29得点を挙げて後半で試合をひっくり返した。

 今季13・8得点、9・4リバウンドを記録していたセンターのユスフ・ナーキッチ(28)は左脚を痛めて戦列を離脱。本来、パワーフォワードのドリュー・ユーバンクス(26=206センチ)がセンターポジションに入っるという苦しい布陣だが、敵地でのこのカードでは5連勝となった。

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