SC軽井沢クが逆転優勝 スキップ柳沢「決勝らしい接戦のゲームで盛り上がった」

[ 2022年12月18日 16:13 ]

SC軽井沢クラブのスキップ柳沢李空 
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 カーリングの軽井沢国際選手権最終日は18日、長野・軽井沢アイスパークで行われ、地元・軽井沢勢の対戦となった男子決勝は日本選手権覇者のSC軽井沢クラブがTM軽井沢に5―4で逆転勝ちして優勝した。

 2―4で迎えた第7エンドに2点を奪って追いつくと、最終第8エンドは不利な先攻で1点スチールに成功した。スキップの柳沢李空は「第3エンドで自分のミスで相手のペースになったけど、しっかり粘って7エンド目で2点を取り返して、最後のエンドも良い形をつくって相手にプレッシャーをかけることができたので良い試合だった。決勝らしい接戦のゲームで盛り上がったんじゃないかと思います」と振り返った。

 11月のパンコンチネンタル杯(カルガリー)では4強入りし、来年4月の世界選手権(カナダ・オタワ)の出場枠を獲得した。柳沢は「来年の日本選手権で勝って世界選手権でより良い結果を出すためには、まだまだ実力不足だと思うので、向上心を忘れずに今後の練習に取り組んでいきたい」と来年を見据えた。

 大会は新型コロナウイルス感染症の流行の影響で3年ぶりの開催。柳沢は「地元開催の大会で優勝できてうれしい」と喜び、「有観客での開催で、どの試合も歓声があって盛り上がって選手全員楽しくカーリングができました」と感謝した。

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2022年12月18日のニュース