サンズが24点差を逆転 ブッカーが今季自己最多の58得点 ペリカンズは7連勝のあと3連敗

[ 2022年12月18日 15:07 ]

ペリカンズのダニエルズをかわしてシュートを放つサンズのブッカー(AP)
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 NBAは17日に各地で7試合を行い、西地区全体4位のサンズは地元フェニックス(アリゾナ州)で同2位のペリカンズに118―114(前半56―63)で競り勝って18勝12敗。第3Q4分46秒の時点で最大24点差のビハインドとなっていたが、ここから猛追して試合をひっくり返した。

 東京五輪の米国代表、デビン・ブッカー(26)は42分出場してフィールドゴール(FG)を35本中21本(うち3点シュートは12本中6本)、フリースローを15本中10本成功させて今季自己最多の58得点をマーク。50得点以上は11月30日のブルズ戦(3Qまでの出場で51得点)に続いて今季2回目となった。

 サンズは前週まで西地区全体の首位にいたが5連敗を喫して4位にまで陥落。しかしその後は白星を2つ並べ、3位のナゲッツ(17勝11敗)とはゲーム差なしとなった。

 一方、西地区全体で首位に立っているグリズリーズは敵地オクラホマシティー(オクラホマ州)で5連敗中だったサンダーに109―115(前半43―64)で敗れて19勝10敗。今季リーグ9位の27・6得点をマークしていたジャー・モラント(23)は第2Qの終了間際、審判に文句を言って2度のテクニカル・ファウルを宣告されて、わずか6得点のまま退場処分となった。

 サンダーはリーグ3位の31・2得点を挙げていたシェイ・ギルジャスアレクザンダー(24)と先発ガードの1人、ジョシュ・ギディー(20)が欠場していたが、ホームで強敵を倒して12勝18敗。5日のホークス戦以来となる勝利を挙げた。

 東地区全体2位のバックスは地元ミルウォーキー(ウィスコンシン州)でジャズを123―97(前半56―47)で退けて21勝8敗。ヤニス・アデトクンボ(28)とクリス・ミドルトン(31)の主力2人が欠場したものの、最大32点差をつけて快勝し、同1位セルティクスとのゲーム差を「0・5」としている。

 <17日の結果>
*クリッパーズ(18勝14敗)102―93ウィザーズ(11勝19敗)
ヒート(16勝15敗)111―101*スパーズ(9勝20敗)
*キャバリアーズ(20勝11敗)100―99(延長)マーベリクス(15勝15敗)
トレイルブレイザーズ(17勝13敗)107―95*ロケッツ(9勝20敗)
*バックス(21勝8敗)123―97ジャズ(17勝15敗)
*サンダー(12勝18敗)115―109グリズリーズ(19勝10敗)
*サンズ(18勝12敗)118―114ペリカンズ(18勝11敗)
 *はホームチーム

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