ウィザーズが10季ぶりの9連敗 八村は14試合連続で欠場 クリッパーズのレナードは今季最多の31得点

[ 2022年12月18日 08:38 ]

ポルジンギス越しにダンクを決めるクリッパーズのレナード(AP)
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 ウィザーズは17日、ロード6連戦の2戦目をロサンゼルス(カリフォルニア州)で行ったが、93―102(前半67―72)でクリッパーズに敗れて9連敗で11勝19敗。第2Qの8分6秒にこの日最大の15点差をつけ(52―37)、第3Q終了時点でも3点のリードを奪っていたが、第4Q残り4分からの攻防で競り負けた。

 ウィザーズの9連敗は同一シーズンとしては開幕12連敗を喫した2012年以来、10シーズンぶり。腰痛で14日のナゲッツ戦を欠場したクリスタプス・ポルジンギス(27)が復帰したが得点は10試合ぶりに20得点未満(19)となった。カイル・クーズマ(27)は17得点、デニ・アブディヤ(21)は11得点と10リバウンド、ベンチから出たウィル・バートン(31)は4本の3点シュートなどで14得点を稼いだものの勝利には結びつかなかった。

 太腿を痛めているブラドリー・ビール(29)は6試合連続、右足首を痛めている八村(24)は14試合連続で欠場。ウィザーズはこのあとレイカーズ→サンズ→ジャズ→キングスとロードで対戦することになっている。

 クリッパーズはここ5戦で4勝目を挙げて18勝14敗。ポール・ジョージ(32)とレジー・ジャクソン(32)の両ベテランが欠場したが、スパーズとラプターズ時代に2度、ファイナルのMVPとなっているカワイ・レナード(31)が32分の出場でフィールドゴール(FG)を26本中12本(うち3点シュートは5本中2本)を成功させ、今季自己最多の31得点と9リバウンド、3スティールをマークして勝利に貢献した。

 ベンチから出たルーク・ケナード(26)は3点シュートを6本中4本決めて20得点。今季の3点シュートの成功率は48・8%(80本中39本)となって、暫定的ながらサンズのデイミオン・リー(30=47・7%)を抜いてリーグ全体のトップに立っている。なおこの部門では規定本数に2本不足しているものの、ネッツの渡辺雄太(28)が現時点で53・8%(52本中28本)を記録している。

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