高安に第2子が誕生「これを励みに良い稽古できました」気合十分“2児の父”立浪部屋で充実の15番

[ 2022年8月19日 15:26 ]

立浪部屋で豊昇龍(右)と申し合い稽古を行った高安(代表撮影)
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 大相撲の幕内・高安(32=田子ノ浦)が19日、前日に続いて東京都台東区の立浪部屋へ出向き、小結・豊昇龍(23)と幕内・明生(27)を相手に申し合い稽古を行った。

 休場明けとなる秋場所(9月11日初日、東京・両国国技館)へ向けての出稽古2日目となったこの日、計15番取って豊昇龍に5勝4敗で明生には6戦全勝。豊昇龍を相手に突き放して圧倒するなど前に出る力強さを発揮した。「相撲が若いね。なんでもしてくる力士はためになりますね」。いろいろな取り口を試してくる若手と激しい稽古を繰り広げ、充実の表情を見せた。

 19日未明に第2子となる長男が誕生した。妻で演歌歌手の杜このみ(33)が故郷の北海道札幌市で出産。立ち会うことはできなかったが、深夜に電話で知らせを聞き「そわそわしていました。母子ともに健康でホッとしています」と胸をなで下ろした。「より一層頑張らないといけないなって、これを励みに良い稽古できました」。2児の父となり新たな気持ちで臨んだ稽古はいつにも増して気合が入った。これからも父として強い姿を見せることが目標。「子供たちが物心つくまでは一生懸命相撲を取りたい。良いところをしっかり子供たちに見せたい」。まだまだ元気な32歳が、記念の日に新たな誓いを立てた。

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