渋野 “姉妹”初ラウンド 最後に痛恨ダボで14位スタート

[ 2022年8月19日 05:30 ]

第1ラウンド、妹の暉璃子(左)とラウンドする渋野日向子(AP)
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 今年始まった女子ゴルフのアジアツアーシリーズの第2戦「シモーネ・アジアパシフィック・カップ」は18日、ジャカルタのポンドック・インダGC(パー72)で第1ラウンドが行われ、個人戦では渋野日向子(23=サントリー)が3バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの1オーバーで14位発進。アマチュアで妹の暉璃子(きりこ、19=明大)は75の24位。2人一組の国別チーム戦も行われ、渋野姉妹は9位につけた。

 渋野はプロの試合では初の姉妹ラウンドを心から楽しんだ。1Wの飛距離では妹の暉璃子の方が平均で約30ヤードほど飛ぶという。この日は2回、渋野が勝って大満足。「メチャ楽しかった。ドライバーで2回勝ったけん、そこが大事。負けないようにっていうのは、スコアでなくドライバーで」と笑顔を見せた。

 だが最後の落とし穴でホールアウト後の気分も沈む。深いラフに入れた最終18番で痛恨のダブルボギー。「もう何も忘れた、最後で。イライラしかない。マジで残念です」と苦笑いした。一方の暉璃子はパーオン率こそ姉から「完璧、ようやったわ」と褒められたが「パターがヤバすぎて」とグリーン上で苦戦。姉妹そろって課題も見えた初日となった。

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2022年8月19日のニュース