明生 腰痛改善へ私生活から姿勢を意識「また三役に行くという気持ちで」復活期す

[ 2022年8月19日 17:58 ]

高安(右)の胸を借りてぶつかり稽古を行った明生(代表撮影)
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 大相撲の立浪部屋が18日、秋場所(9月11日初日、東京・両国国技館)へ向けた稽古を報道陣に公開した。前日に続いて出稽古に訪れた幕内・高安(32=田子ノ浦部屋)を含めた幕内力士3人による申し合い稽古が行われた。

 幕内・明生(27)は計13番取って小結・豊昇龍(23)に4勝3敗と勝ち越したが、高安には6戦全敗。「強いっす…」と元大関の実力に脱帽だった。稽古場にはモニターが設置されており、相撲を取った直後に映像で自分の動きを確認することができる。「なんで負けたのか、悪い面や良い面がすぐ分かる。その場で振り返れるのが凄く良い」と相撲を取りながら少しずつ修正に取り組んだ。

 今年に入ってから腰のケガで平幕2桁台まで番付を落としていたが、直近2場所は連続で勝ち越し。「名古屋場所は感覚が良かった」と少しずつ復調してきた。「腰に悪い姿勢にならないような体の使い方を覚えていこうとしています」。治療の先生やトレーナー指導の下、四股を踏むときの体勢や私生活での姿勢から意識している。まだ完治とはいかないが、秋場所へ向けて「しっかり勝ち越すこととケガを悪化させないこと」と目標を掲げ「また三役に行くという気持ちで毎日やっています」と初場所以来の三役復帰を見据えた。

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2022年8月19日のニュース