光永3冠!400MメドレーリレーV 3泳で2人抜き 高校最後の1年は甲子園目指す

[ 2022年8月19日 05:30 ]

全国高校総体 第22日 ( 2022年8月18日    高知市東部総合運動場屋内競技場など )

日大豊山・光永翔音
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 競泳の男子400メートルメドレーリレーは東京・日大豊山(錦織、稲沢、光永、松井)が3分41秒71で優勝した。第3泳の光永翔音(しょうおん)は100メートルバタフライ、400メートルリレーに続く3冠。女子100メートル自由形は今年の世界選手権代表の吉井萌萌花(大阪・近大付)が56秒01で優勝し、昨年に続いて200メートルとの2種目制覇を果たした。学校対抗の男子は日大豊山、女子は日大藤沢(神奈川)が頂点に立った。

 競泳と野球の“二刀流”を続ける光永は今大会の最終種目でも輝いた。メドレーリレーに第3泳のバタフライで登場。4番手で引き継ぐと、大きなストロークで2人を抜いた。2位で最終泳者の自由形・松井につなぎ優勝に貢献。メンバー唯一の3年生で個人種目で結果を残せなかった第2泳の稲沢らと喜びを分かち合い「稲沢さんに最後に金メダルをかけてあげたかった」と笑顔を見せた。

 100メートル自由形は2位だったが、100メートルバタフライ、400メートルリレーに続く3冠。男子学校対抗の5連覇の立役者となった。野球では中学時代に強打の外野手として強豪の硬式チームで中軸を担ったが今夏は野球部ではベンチ入りできずチームも地方大会で敗退した。競泳はこれで一区切りとし高校最後の1年は甲子園を目指す。

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