【陸上】1万mの田沢廉「積極的なレースを」大八木監督の「男だろ!」コールで発奮予告

成田空港で取材に応じる男子1万メートル代表の田沢
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　15日開幕の陸上世界選手権（米オレゴン州）に出場する日本代表の第2陣が11日、成田空港に集合した。男子1万メートルで初出場の田沢廉（駒大）は「せっかくのチャンス。挑戦したい」と意気込み「積極的なレースで入賞ラインを達成できるように」と目標を設定した。

　日本選手権では10位だったものの追加での代表入りが決まり、駒大の大八木弘明監督からは「良かったな」と労われつつ「ただ行くだけでなく結果を」とハッパをかけられている。現地のオレゴンにも大八木監督が帯同する予定。箱根駅伝で有名な大八木監督が叫ぶ「男だろ！」の言葉がオレゴンで響く可能性が高く、田澤は「期待はしていないですけど、熱くなったら勝手に言うと思います」と苦笑いで話し「（声を聞いたら）もうひと踏ん張りだと思う」と語った。

　男子110メートル障害の泉谷駿介（住友電工）は「ワクワクした気持ち。決勝に行きたい」と話し、男子400メートル障害の黒川和樹（法大）は大先輩である為末大の映像でイメージを高めており「練習は順調。準決勝でいい走りをして、決勝に出たい」と意気込んだ。