NFL目指す二刀流・花田が世界一 ワールドゲームズ相撲男子で金メダル

[ 2022年7月11日 05:25 ]

「ワールドゲームズ」の相撲の男子重量級で金メダルを獲得した花田
Photo By 共同

 ワールドゲームズは9日、米アラバマ州バーミングハムで行われ、相撲の男子重量級決勝は20年アマチュア横綱の花田秀虎が昨年のアマ横綱の中村泰輝(ともに日体大)を押し出し、金メダルを獲得した。女子中量級は石井さくら(東京・足立新田高)が決勝でウクライナ選手を退けて頂点に立ち、17年大会銀メダルの太田麻乃(永田医療研究所)は表彰台を逃した。同軽量級決勝は奥富夕夏(リバーサルジム新宿Me、We)が山中未久(クレオテック)に勝ち、日本勢が計3階級を制した。

 相撲の男子重量級は、日体大3年の花田が中村との日体大勢対決を制した。立ち合いで優位に立って危なげなく押し出し「大学の先輩で(昨年の)全日本選手権で優勝している選手なので、今日だけは自分を褒めてあげたい」と満面の笑みを浮かべた。米プロフットボールNFL入りの夢も持つ異色の二刀流。米国で初めて土俵に上がり「言葉にできないお客さんの凄さを感じられた」と興奮気味だった。

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2022年7月11日のニュース