大相撲名古屋場所 2日目までに横綱と三役全員に土…先場所に続く“混戦模様”に

[ 2022年7月11日 18:00 ]

大相撲名古屋場所2日目 ( 2022年7月11日    ドルフィンズアリーナ )

<名古屋場所・2日目>琴ノ若(右)に寄り切りで敗れた御嶽海(撮影・亀井 直樹)
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 1横綱2大関が敗れる波乱スタートとなった大相撲名古屋場所11日、2日目の取組が行われ、夏場所優勝の横綱・照ノ富士(30=伊勢ケ浜部屋)は前頭筆頭の霧馬山(26=陸奥部屋)を下し連敗を回避。番付上位勢で白星発進だった大関・御嶽海(29=出羽海部屋)と小結・豊昇龍(23=立浪部屋)がともに敗れ、2日目にして三役全員に土がついた。

 初日黒星発進だった照ノ富士は結びの一番で平幕・霧馬山を寄り切りで下し初白星。1勝1敗とした。

 その照ノ富士を初日に下した小結・阿炎は、平幕の宇良に押し出しで敗れ連勝ならず。関脇勢では若隆景が平幕・玉鷲に押し倒し、大栄翔が平幕・逸ノ城に押し出しでともに敗れ2連敗。

 大関勢は貴景勝が小結・豊昇龍を小手投げで下し初白星。豊昇龍は連勝を逃し1勝1敗。4度目のカド番となる正代は平幕・隆の勝に押し出しで敗れ3場所連続の連敗スタートに。初日白星発進だった御嶽海も平幕・琴ノ若に寄り切りで敗れ、2日目にして三役全員に土がついた。

 番付上位勢が星を取りこぼすなか連勝発進を飾ったのは豊山、千代翔馬、一山本、錦木、碧山、玉鷲、逸ノ城、琴ノ若の8人のみ。先場所に続き優勝争いは“混戦模様”となりそうな雰囲気だ。また、新入幕の錦富士は十両筆頭の英乃海に、はたき込みで敗れ無傷の2連勝とはならなかった。

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