島田麻央 8年後へ浅田真央さんのように「次の五輪で良い成績だった。自分もそんな演技を」

[ 2022年7月9日 15:31 ]

<フィギュアスケート全日本合宿>午前の氷上練習にのぞむ島田麻央(撮影・長久保 豊)
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 フィギュアスケートの全日本合宿が9日、長野・軽井沢町の「風越公園アイスアリーナ」で練習が公開され、21年全日本ジュニア選手権優勝の島田麻央(木下アカデミー)が取材に対応した。

 6月に国際スケート連盟(ISU)の総会が開かれ、フィギュアスケートで冬季五輪などに参加できる選手の年齢制限を現行の15歳から17歳以上に変更されることが決定。新シーズンが始まる7月1日より前に、17歳に達することが条件となった。これにより、08年10月30日生まれで、26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪シーズンが始まる25年7月1日は16歳で迎える島田は同五輪に出場できないことになった。

 取材では五輪についても問われ、次のように言及した。

 「(4年後は)残念だとは思っていなくて、まだ実力が足りていない。自分が出られる8年後の五輪で選んでいただけるけるようにこれからも変わらずに頑張っていきたい」

 年齢制限の影響を受けた日本人選手として挙がるのが浅田真央さん。06年トリノ五輪には出られず、初出場した10年バンクーバー五輪で銀メダルを獲得した。

 「浅田真央さんも、年齢制限で出られなかったけど、その次の五輪で良い成績だったので。自分もそんな演技ができたらいいなと思っています」

 今合宿は最年少で参加。今季はフリーに4回転トーループ、トリプルアクセル(3回転半)を両方組み込むことも明かした。

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2022年7月9日のニュース