三浦佳生、目指すは「自分だけのオペラ座の怪人」4回転4種5本投入も

＜フィギュアスケート全日本合宿＞午前練習の三浦佳生（撮影・長久保　豊）
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　フィギュアスケートの全日本合宿が9日、長野県北佐久郡軽井沢町で報道陣に公開された。男子で今季シニア本格参戦する四大陸選手権3位の三浦佳生（オリエンタルバイオ・目黒日大高）は「シニアとして初めて参加。先輩と滑る機会があまりないので、普段にない刺激がある」と充実した様子を見せた。

　新たなショートプログラムについては「全く未定」としつつも、フリーは「オペラ座の怪人」に決まっている。「今ある自分の持ち味と新たに引き出すところを引き出して、自分だけのオペラ座の怪人を演じられたら」と話した。

　4回転ジャンプ4種5本の高難度構成も目標に掲げている。ループ、フリップに加え、サルコー、トーループのどちらかを2本組み込む構想。新技フリップについては「悪くはない。もう1つスパイスが効けば良いのが跳べるんじゃないかな」と語り、「狙うものは全日本で1個でも高い順位」と意気込んだ。