阿炎「全力で何かした時にチャンス転がってくる」初日照ノ富士撃破へ無心で挑む

[ 2022年7月9日 14:14 ]

幕下の川渕(右)と申し合い稽古を行う阿炎(代表撮影)
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 大相撲の小結・阿炎(28=錣山部屋)が愛知県東海市の同部屋で、前日に迫った名古屋場所(10日初日、愛知・ドルフィンズアリーナ)に向けての稽古を行った。

 この日は幕下の峰刃(23)と川渕(21)を相手に7番取った。熱中症対策も兼ねて「少なめの調整という感じ」と短時間で集中。「やろうと思ったことはできた」と初日へ仕上げた。峰刃に押し出される場面が2度あったが、それは試した結果。「差させたら上体が浮くことを自分に分からせた」とあえて苦手な体勢をつくって体で覚えた。「手応えのある稽古だったと思います」。一番一番テーマを決めて内容の濃い7番にした。

 部屋の兄弟子で元十両の彩(本名=松本豊)が夏場所限りで引退。草加相撲練修会で相撲を始めた小学生の頃から世話になっていた先輩で、自身が幕下で低迷していた時に叱咤激励をしてくれた恩人でもある。「最後まで応援しているからな」と言葉をかけられたといい、「がっかりさせないような相撲を取りたい」と先輩の分まで頑張っていく決意をにじませた。

 初日の対戦相手は横綱・照ノ富士(30=伊勢ケ浜部屋)。「横綱ですから攻略法もないと思っているので、とにかく思い切りぶつかっていくことが勝ちにつながる。全力で何かした時に土俵にチャンスが転がってくる」と無心で挑んでいく。番付や勝敗にはこだわらず「どれだけ自分の相撲を見せられるかだけを意識している」という。三役に定着している現状に満足することはなく「まだまだいけるだろと思いながらやっている」とさらに上を見据えた。

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