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砂村光信氏 バックラインけん引できるウイング必要 狙われた経験浅い李承信

[ 2022年7月3日 05:20 ]

ラグビー リポビタンDチャレンジカップ2022第3戦   日本23―42フランス ( 2022年7月2日    豊田ス )

<日本・フランス>ノーサイド寸前、右中間にトライするフィフィタ(中央)(撮影・成瀬 徹)
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 【砂村光信 視点】トライの取られ方がイージーだった前半だが、ペナルティーは少なく、スクラムも修正するなど力負けはしなかった。ただ、後半は変化を加えた攻撃に対応できていなかった。フランスがキャップ1で代表初先発のSO李を狙ってきたのは明らかで、象徴的なのが後半18分。コンタクトの強いCTBモエファナを当ててトライを取りきったが、もっと内外の味方が李をサポートしてほしかった。前日に急きょ先発に昇格した経験の浅い21歳を狙い撃ちするフランスもクレバーだった。

 外国出身者の両ウイング(フィフィタ、ファンデンヒーファー)は共にフィジカルが強く、アタックや個のディフェンスは魅力だが、内側の選手とコミュニケーションを取るなどの気が利くタイプではない。ボールを持てば何とかするが、もう少しバックラインをリードできる選手がどちらかには欲しい。

 14年11月にマオリ・オールブラックスと対戦した際には、第1戦で21―61と大敗した後、第2戦は18―20と肉薄した。フランスが後半に見せた浅深のパスを織り交ぜた立体的なアタックに対処できれば、8年前と同じように勝ち負けに持ち込める。総力を挙げて分析と落とし込みを図るコーチングスタッフに期待したい。(元U―23日本代表監督)

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