馬淵優佳、復帰2戦目は35人中28位に沈む…傷心?取材に応じず

[ 2022年7月3日 17:17 ]

馬淵優佳
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 飛び込みの関東選手権最終日は3日、茨城県ひたちなか市の山新スイミングアリーナで3種目の決勝が行われ、元日本代表で約4年半ぶりに現役復帰した馬淵優佳(27=ミキハウス)は女子3メートル板飛び込みで154.05点と得点を伸ばせず、35人中28位に終わった。

 結婚、出産を経て昨年12月に電撃復帰。今年4月にはミキハウスに入社し、栃木県に拠点を置き、育児と練習を両立させてきた。約5年ぶりの公式戦となった先月の関西選手権では五輪非種目の1メートル板飛び込みを制すと、3メートル板飛び込みでも267.90点を記録して優勝と2冠に輝いた。

 ところが、連戦の疲れもあったのか、この日は精彩を欠いた。1メートル板飛び込みは棄権。3メートル板飛び込みは1本目の105B(前宙返り2回半えび型)こそ無難にまとめたが、難易率を上げた2本目の5152B(前宙返り2回半1回ひねりえび型)で大きく乱れると、最後まで立て直せず、競技後は取材に応じずに会場を後にした。

 関西選手権で参加標準記録を突破しているため、8月に開催される日本選手権には出場できるものの、復帰2戦目で課題を露呈する結果となった。

 なお、女子3メートル板飛び込みは安田舞(日体大)が277.20点で優勝、2位は若林佑希子(日体大)、3位は坂田丹寧(常総学院高)だった。女子1メートル板飛び込みは近藤花菜(群馬ダイビングク)、男子高飛び込みは坂田慈央(日体大)がそれぞれ制した。

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