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大学ラグビーに進撃の巨人!2メートル11ロックのウーストハイゼンが秩父宮デビュー

[ 2022年7月3日 23:08 ]

ラグビー関東大学オールスターゲーム2022   リーグ戦選抜38―42対抗戦選抜 ( 2022年7月3日    東京・秩父宮ラグビー場 )

<リーグ戦選抜・対抗戦選抜>後半、モールディフェンスに参加するジョアン・ウーストハイゼン(左端)
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 3シーズンぶりの開催となった一戦は、昨年度大学日本一の帝京大や早明慶など伝統校を擁する対抗戦選抜が勝利。残り3分で逆転負けを喫したリーグ戦選抜だが、日本国内チーム所属の選手としては史上最高身長とされる2メートル11のロック、ジュアン・ウーストハイゼン(東洋大1年)が途中出場で衝撃の聖地・秩父宮デビューを果たした。

 試合開始40分前、ウオーミングアップのために選手がピッチに登場した時から、スタンドはざわついた。他の選手も1メートル90台が3人、1メートル80台が9人と決して小さいわけではない。だが遠目にも頭一つ以上も飛び抜けたウーストハイゼンの前には、その他25人は全員が“小粒”。リーグ戦選抜の指揮を執った東海大の木村季由監督も「ちょっと異次元の大きさだった」と驚きの表情。そして26人中唯一の1年生としてメンバーに抜てきした理由を問われると、冗談めかしながらも「(秋の公式戦で)対戦する前に見ておきたかったので」と応じた。

 出番は後半頭から。2点を追う展開の中、ロックらしくディフェンスではハードヒットを繰り返し、スクラムではこちらも超大学級と言える130キロの体重をフロントローに伝えた。その長身を最も生かせるラインアウトは、その重さゆえにリフターの支えがやや不安定ながらも、確実にマイボールをキープ。逆にリフターとしても長身を生かしてジャンパーを高々と上げて面目躍如。特別ルールのため、後半34分に先発した選手と交代するまで、上々の秩父宮デビューを果たした。

 「試合は凄く楽しめた。(オールスターに)選ばれた時は凄くうれしかった」

 南アフリカ出身。「海外で勉強やスポーツに取り組みたい」と望み、新型コロナウイルスの影響で2年待たされたものの、今年4月に今年度の1部昇格を決めている東洋大に入学。大学ではスポーツサイエンスを学びながら、異国の地で楕円(だえん)球を追う。ベッドの代わりに床にマットレスを置いて寝る毎日だが、「問題ないよ」と笑い飛ばす。

 将来については「日本でプロになりたい」としつつも、母国のクラブから声が掛かれば「帰りたくなるかも」。19年W杯優勝メンバーのロック、エベン・エツベスと来日後に覚えたから揚げの味を愛する20歳は、昇格初年度から上位進出を目指す秋のシーズンに向け「タフな試合が多くなるし、メンタルもチャレンジになると思うが、ベストを尽くしたい」と誓った。

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