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瀬令奈 5バーディーで単独首位、復調の「ざんげノート」で昨年6月以来のV見えた

[ 2022年7月3日 05:20 ]

女子ゴルフツアー 資生堂レディース第3日 ( 2022年7月2日    神奈川県 戸塚CC西C=6570ヤード、パー72 )

1番、笑顔を見せる青木瀬令奈(撮影・西尾 大助)
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 ツアー通算2勝の青木瀬令奈(29=フリー)が4位から出て5バーディー、1ボギーの68で回り、通算11アンダーで単独首位に立った。ティーを低くし、フェアウエーキープに徹した作戦で好スコアをマーク。昨年6月の宮里藍サントリー・レディース以来となるツアー通算3勝目に王手をかけた。吉田優利(22=エプソン)、ユン・チェヨン(35=韓国)が通算10アンダーで2位につけた。

 ティーの高さは通常より2センチ近く下げていた。青木は言う。「飛距離が落ちても狙ったところにいける方がリズムがいい」。この日の平均ドライビングディスタンス222ヤードは、下から8番目。それでも距離より正確性を求めた。自身を「センターおばさん」と呼び、2位に入った5月ワールド・サロンパス・カップと同じ作戦。これが的中した。

 フェアウエーを外したのは2回だけ。いい位置から2打目を打つことでグリーン上の強さにつなげた。5番から3連続バーディーで沈めた3、7、3メートルもパットの名手からすれば狙い通り。青木は練習では32インチのパターを持ち、試合で34インチのエースを握る。あえて違う2本を持ち「新鮮味を出したい」と言う。試合での感性を極限まで研ぎ澄ますためだ。

 悲願のツアー3勝目へ、この1年は「自分に苦しみを与えている」と言う。初Vから昨年6月の2勝目まで4年を要した。当時、引退もちらついたが、大西翔太コーチに「真っ向から否定された」。青木はくしくも優勝した大会中にざんげノートを始めた。以来、大好きなゲームや漫画を読む時間も削り、ゴルフと向き合う。ノートはもう6冊目だ。

 過去2勝はいずれも逆転V。単独首位で迎える今回もひそかに“逆転”を狙う。「今日も16アンダーに見えない敵がいるつもりでやっていた。明日も4~5打差くらいの敵をつくっておこうと思う」。最終日もティーは下げ、センターを狙う作戦。「気持ちにブレーキはかけず上を目指したい」と青木。見えない背中を捉えた時、3度目のツアーVが現実のものとなる。

 ▼2位・吉田優利 2桁アンダーで終われたことは最低限いいプレーができている証拠。最後のバーディーは明日につながるといいなと思います。

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