陸上の女子100M予選で波乱 昨年1位のリチャードソンが落選 男子のカーリーは9秒83

[ 2022年6月24日 11:23 ]

全米選手権・女子100メートルの予選で敗退したリチャードソン(AP)
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 世界選手権への代表選考を兼ねた陸上の全米選手権が23日にオレゴン州ユージーンで開幕。女子100メートルの予選には、昨年のこの大会で10秒87で優勝しながら大麻に陽性反応を示して東京五輪代表の座をはく奪されたシャカリ・リチャードソン(22)が出場したが、11秒31の3組5位で落選するというハプニングがあった。

 男子100メートルの予選では、2019年の世界選手権(カタール)400メートル・リレーの優勝メンバーでもあるフレッド・カーリー(27)が追い風1・5メートルという好条件の下で今季世界最高の9秒83をマーク。最初のレースでいきなり自己ベスト(9秒92)を100分の9秒更新し、24日の準決勝に進出した。

 世界選手権連覇を狙うクリスチャン・コールマン(26)は10秒08の全体3位、昨年のこの大会を制したトレイボン・ブロメル(26)は10秒10の全体6位で予選を通過している。

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2022年6月24日のニュース