中野将伍「めったにない機会」地元・北九州で奮闘誓う ラグビー日本代表 あすウルグアイ戦

[ 2022年6月24日 12:10 ]

ウルグアイ戦の前日練習を行う中野将伍(左から2人目)ら日本代表メンバー
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 ラグビー日本代表は24日、あす25日のリポビタンDチャレンジカップ2022第2戦のウルグアイ戦(福岡・ミクニワールドスタジアム北九州)を前に会場で前日練習を行った。日本代表の今年のテストマッチは2戦目となるが、6月初旬から宮崎で強化合宿を行ってきた主力組にとっては、この試合が初戦。報道陣に公開された冒頭10分間の練習では、共同主将のフッカー坂手淳史(埼玉)を中心にアタックとディフェンスの連携を確認した。

 練習後に取材に応じた地元福岡出身のCTB中野将伍(東京SG)は「北九州で代表の試合ができるのはめったにない機会。(地元の)いろんな方が見てくれるので、成長した姿を見せたい」と意気込みを示した。北九州市出身の中野は鞘ケ谷スクールでラグビーを始め、高校も同市内にある東筑で3年間楕円(だえん)球を追った。今回はリザーブから出場機会をうかがう立場だが、「チャンスが来た時にパフォーマンスを出し続けることでステップアップができる」とアピールを誓った。

 同じく福岡出身で鞘ケ谷スクールでは中野と同期だったフランカー古川聖人(トヨタ)もリザーブ入り。出場すれば16年5月の香港戦以来のキャップ獲得となる。外国出身者を中心に選手層の厚いFW第3列の1人として、「成長を見せるのが地元への恩返しになる。体の小さい日本人でも、やれるところを見せたい」と言葉に力を込めた。

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2022年6月24日のニュース