バド“ワタガシ”渡辺「ミスったら励まして」東京開催の世界選手権へファンに珍要請

[ 2022年6月3日 18:02 ]

BIPROGYのユニホームを着て公開練習を行った混合ダブルスの渡辺(左)、東野組
Photo By スポニチ

 バドミントン混合ダブルスで東京五輪銅メダルの渡辺勇大、東野有紗組らが所属する「BIPROGY」の選手たちが3日、東京都江東区の有明スポーツセンターで練習を公開した。今年4月に日本ユニシスから社名変更にともない、チーム名も変更。新たにプロ契約を結んだ渡辺は「社名、契約が変わったことは自分に新しい風を吹き込んでくれている」と語った。

 「ワタガシ」こと渡辺、東野組は直近のタイ・オープンでは4強。今後は東南アジアでの転戦を経て、8月には東京開催の世界選手権が迎える。19年銅、21年銀(20年は中止)と右肩上がりの好成績を上げているだけに東野は「(代表コーチの)ジェレミーさんも次は金だねと話している。3人で一つになって、次こそは金メダルを獲れるように頑張りたい」と語る。渡辺も「世界選手権は一個ずつきて、金が欲しい。トータルというスポンサーの“おにぎりメダル”の金を持っていない。金がほしい」と意気込んだ。

 昨夏の東京五輪は無観客開催で、昨年末の全日本総合選手権も日本代表勢は世界選手権からの帰国後隔離で参加できず。今夏、有観客開催が見込まれる国内での大舞台へ向け、東野は「東京五輪は無観客で寂しかった。日本の皆さんの前でプレーしたい。世界選手権と(翌週の)ジャパンオープンで皆さんに楽しんでもらえるように頑張りたい」と話した。渡辺は「応援されるとモチベーションが上がって強くなる。アドレナリン出る。たくさん応援してほしい」と言い「ミスっても励ましてほしいなって思っています」と笑い、ファンへの珍要請?も出していた。

続きを表示

2022年6月3日のニュース