岩崎亜久竜 64の猛チャージで暫定首位 好調の要因は?

[ 2022年6月3日 13:13 ]

男子ゴルフ BMW日本ツアー選手権森ビル杯第2日 ( 2022年6月3日    茨城・宍戸ヒルズCC西C )

岩崎亜久竜
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 5打差の15位から出たプロ3年目の岩崎亜久竜(24=フリー)が、64で回りホールアウトした選手の中でトップに立った。

 「今日は全体的にショットが良くて、昨日入らなかったパットも入ってくれた。このコースで64で回れて自信になります」。そう振り返る通り、序盤からバーディーを重ねスコアを伸ばした。2番パー5で残り245ヤードの第2打を3Iでグリーン左手前のラフまで運び、アプローチを1メートルに寄せてバーディーとした。

 4番では3Iで第1打を打ち、残り183ヤードを7Iでピン横20センチにピタリとつけて2つ目のバーディーを奪った。

 後半は10番で2メートル、11番で4メートル、12番で2メートルのチャンスをものにした。さらに14、15番でも連続バーディーを奪い一気にリーダーボードを駆け上がった。

 初体験のメジャーで緊張せずに回れた背景に串田キャディーのサポートがあった。

 「キャディーさんがリラックスさせてくれて、良い感じでプレーできたのが凄く良かったです」と感謝した。会見で具体的なリラックス法を聞かれると「100%下ネタ」と笑わせた。

 名前は亜久竜と書いてあぐりと読む。両親が海外の人に覚えてもらいやすいように名付けた。ただ、「おばあちゃんがLINEを送ってくるときはよく(元F1レーサーの)鈴木亜久里さんと同じ字で間違えて送ってきます」と笑う。

 両親が名前に込めた思いを受け止め「海外に行きたいです」と目標を掲げる。今週勝てば米ツアーのZOZOチャンピオンシップ(10月)と欧州ツアーのBMW招待(6月)の出場資格が得られる。「優勝したいです。(決勝ラウンドも)いつもと同じように練習の時のようにプレーできたらと思います」と話していた。

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2022年6月3日のニュース