25年世界陸上の東京招致 WA評価委員会が国立競技場、関連施設を視察

[ 2022年5月26日 18:15 ]

世界陸連のメンバーとともに国立競技場を視察した(左から)スポーツ庁の室伏長官、寺田明日香、日本陸連の尾県会長
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 陸上の25年世界選手権の東京招致を巡り、開催計画の精査のため来日した世界陸連(WA)評価委員会のメンバーが26日、2日間の視察を終えた。前日は小池百合子東京都知事への表敬訪問や日本陸連、東京都とのミーティングを行い、この日は会場となる国立競技場ほかサブトラック候補の代々木公園陸上競技場、報道陣やボランティアの拠点を想定した東京体育館など関連施設を視察。国立競技場近隣の五輪ミュージアムも巡ったという。

 東京開催が決まった場合の時期について日本陸連の石井事務局長は「ある程度の想定はしている。調整があり、案が固まっていない。今の段階での案をお伝えできる状態ではない」と説明。4都市の候補地によるオンラインのプレゼンテーションが来月下旬に予定されており、7月の世界陸連の理事会で開催地が決まる。

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