ジェームズが6試合ぶりに復帰してトリプルダブル 通算得点記録はじりじりと“頂点”に接近中

[ 2022年2月6日 14:53 ]

6試合ぶりに復帰したレイカーズのジェームズ(AP)
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 左膝を痛めていたレイカーズのレブロン・ジェームズ(37)が1月25日のネッツ戦以来、6試合ぶりに戦列に復帰。不在だった5試合でチームは1勝4敗と苦戦していたが、この日は延長の末に122―115(前半56―71、延長11―4)で勝利を収めて今季の成績を26勝28敗(西地区全体9位)とした。

 オールスターゲーム(20日)で主将を務めるジェームズは復帰初戦で40分にわたって出場。29得点、13リバウンド、10アシストで今季4回目(通算103回目=歴代5位)のトリプルダブルを達成した。

 歴代3位となっている通算得点は3万6443となって、2位のカール・マローン(3万6928)まであと485点、1位のカリーム・アブドゥルジャバー(3万8387)まであと1944点。プレーオフを併せた非公式の最多得点記録はアブドゥルジャバーの4万4149だがジェームズはこの記録にはあと「75」と迫ってきており、今月中に「NBAで最も得点を記録した選手」になる可能性がある。

 レイカーズは第2Q残り1分57秒で21点差のビハインドとなったが、第3Qを31―13として一気に逆転。しかし第4Qでは残り2分22秒で9点をリードしながら、残り57・9秒から40・1秒の間に、ラッセル・ウエストブルック(33)、トレバー・アリーザ(36)、マリク・モンク(24)の3人が計4本のフリースロー(FT)を外し、残り8・1秒、この日50分出場して自己最多の36得点を稼いだニックスのRJ・バレット(21)に3点シュートを沈められて同点にされていた。

 延長でもテイレン・ホートンタッカー(21)がFT1本を外し、結局1試合全体では11本のFTを失敗するなど(試投28本)詰めの甘さが目立ったが、アンソニー・デービス(28)が28得点、17リバウンド、4ブロックショットをマークすれば、モンクも29得点を記録して粘るニックスを振り切った。

 ニックスはここ6戦で5敗目を喫して24勝29敗。ジュリアス・ランドル(27)も古巣相手に32得点と16リバウンドをマークして追いすがったが、延長では勝機をつかめなかった。

 <5日の結果>
*グリズリーズ(37勝18敗)135―115マジック(12勝42敗)
ヒート(34勝20敗)104―86*ホーネッツ(28勝26敗)
サンズ(42勝10敗)95―80*ウィザーズ(24勝28敗)
*レイカーズ(26勝28敗)122―115(延長)ニックス(24勝29敗)
バックス(33勝21敗)137―108*トレイルブレイザーズ(21勝33敗)
*キングス(20勝35敗)131―103サンダー(17勝35敗)
 *はホームチーム

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