小林潤志郎は27位も弟・陵侑と歓喜の抱擁「めちゃくちゃうれしかった」

[ 2022年2月6日 23:02 ]

北京五輪第3日 ノルディックスキー・ジャンプ 男子ノーマルヒル決勝 ( 2022年2月6日    国家ジャンプセンター )

男子個人ノーマルヒル決勝、金メダルに輝き、兄・潤志郎と抱き合って喜ぶ小林陵侑(ロイター)

 スキージャンプの男子個人ノーマルヒル決勝が行われ、小林陵侑の兄・小林潤志郎(30=雪印メグミルク)は27位に終わった。

 1本目に97・5メートルを飛び、26位で最終ラウンドへ進んだが、2本目は92・5メートルと飛距離を伸ばすことができず、合計234・0点で27位となった。

 それでも弟・陵侑の金メダルが確定すると抱き合って歓喜。兄弟で表彰台に上がることはできなかったが「めちゃくちゃうれしかった。本当にうれしかった」と話し、「ジャンプ界に本当に大きなものをつくってくれた」と弟を称えた。

 北京のジャンプ台に関して、自身は良いイメージがないというが「忘れたいと思います。次に向けて修正したい」と次を見据えていた。

 また、佐藤幸椰(雪印メグミルク)は1回目32位、中村直幹(フライングラボラトリー)は同38位で、30人による2回目に進めなかった。

 ◇小林 潤志郎(こばやし・じゅんしろう)1991年(平3)6月11日生まれ、岩手県八幡平市出身の30歳。岩手・盛岡中央高、東海大出。14年雪印メグミルク入社。18年平昌五輪は弟・陵侑とともに初出場。19年世界選手権で団体銅メダル。W杯1勝。1㍍68、56㌔。

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