【内村に聞く(1)】王者が最もこだわったもの「着地を止めるのは当たり前と思ってやってきた」

[ 2022年1月15日 05:30 ]

内村航平引退会見 ( 2022年1月14日 )

記者の質問に答える内村(撮影・木村 揚輔)
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 【内村に聞く(1)】

 ――最初に。
 「引退会見ということで、特別な感情はそこまでない。ああ、引退するんだな、みたいな感じで、あまり実感は今のところない。(体操歴)30年中16年間、ナショナル強化選手として活動させていただいた。人生の半分以上、日の丸を背負ってやってこられたのは誇り」

 ――自分の体操で最もこだわってきたもの、誇れるものは?
 「着地です。これまでさんざん個人総合で優勝してきた場面でも、鉄棒の着地、全種目ですね、そこはこだわってきた。世界チャンピオンとして、五輪チャンピオンとして、着地を止めるというのは当たり前と思ってやってきたので」

 ――今まで覚えてきた技の中で一番思いが強い技は?
 「小学1年生くらいだったけど、(鉄棒にぶら下がり、両足で空を蹴った反動で上半身をバーの上に上げる)蹴上がりを覚えた時の感動は今でも忘れられない。500技くらい覚えられた原動力になった。その中で印象に残っている技は2つあって(跳馬の)リ・シャオペンと(鉄棒の)ブレトシュナイダー。リ・シャオペンは今まで自分が習得してきた技の中で一番難しかったし、一番動画を見る回数も多かったし、考えた。ブレトシュナイダーに関しても、試行錯誤を重ねてあの領域までいけた」

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