京都成章、西の横綱相手に準々決勝敗退もノーサイドまで諦めず SO大島主将中心に連続トライで反撃

[ 2022年1月3日 12:14 ]

第101回全国高校ラグビー大会 準々決勝   京都成章25ー31東福岡 ( 2022年1月3日    花園 )

<東福岡・京都成章>前半 タックルをかわして攻め込む京都成章・大島(左)(撮影・成瀬 徹) 
Photo By スポニチ

 足を止めなかった。一歩でも前に進む。その気持ちを京都成章は貫いた。高校日本代表候補のSO大島泰真主将のゲームコントロールの下で、選手が結束した。前半は8―17でリードを許したが、「空気に飲まれるな。速いテンポで動こう。逆転するんだ」という湯浅泰正監督のゲキに応えていった。

 後半12分に22メートルライン付近のラックから大島が狭いスペースを、巧みなステップで切り込んでトライに成功。反撃ムードを主将が高めた。ロスタイムに入ってからも動き続けたのは京都成章だった。後半32分に大島が相手ディフェンスを引きつけ、パスを受けたWTB谷内亮太がトライ。同38分にもゴール前のラックからプロップ猿渡翔真が飛び込んで、連続トライ。最後まで食い下がった。大島主将は「全国大会で優勝したかった。それが3年間、できなかった事が悔しい。愛想の悪いキャプテンですけど、仲間にはよくここまでやってきてくれてありがとうと言いたい」とノーサイドとともに拍手を続けた。

 準優勝した前回大会では準決勝で東福岡を24―21で下していた。その再現はならなかったが、西の横綱を苦しめた試合に有観客の花園から大きな拍手が送られた。湯浅監督も「負けたことは悔しいですけど、全部出してくれたと思う。ディフェンスよりもきょうはアタックが良かった。今まで京都成章はディフェンスというところが、アタックの成章と新しい歴史を作ってくれた試合だし大会だった。今やっていることが間違いでなかったと子どもたちが証明してくれた。悔しいけど素晴らしい1時間だった」と健闘をたたえた。

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2022年1月3日のニュース