【高校ラグビー】オープニングゲームは女性レフェリー・神村さん 101回大会で史上初

[ 2021年12月27日 17:41 ]

第101回全国高校ラグビー大会   光泉カトリック69-0坂出第一 ( 2021年12月27日    花園 )

<光泉カトリック・坂出第一>主審を務める神村さん(右)(撮影・成瀬 徹)  
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 101回を迎えた大会史上初めて、大会第1試合を女性レフェリーが務めた。

 笛を吹いたのは神村英理さん(31)で「試合中はフラットな目線で起きたことを起きた通りに正しく(ジャッジ)するという正しい判定を意識していました」と汗をぬぐった。

 神村さんは早大入学後に女子ラグビーチーム「世田谷レディース」でラグビーを始め、CTBとして女子日本代表も経験。14年末に現役を引退した。

 パイロットを目指し、熊本で訓練中だった18年に女性レフェリーの姿を見て「格好いい。やってみようかな」と資格を取得。現在はパイロットとして日本各地を飛び回りながら週末に大学や社会人の試合で笛を吹いている。

 次の100回への第一歩となる今大会。神村さんは「101回目のオープニングゲームをさせてもらったことに込められる意味や色々な人の思いを感じました。本当に感謝しています」と関係者に感謝した。

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