IOC オミクロン株拡大でも北京五輪開催 延期の可能性「答えはノーだ」

[ 2021年12月9日 05:30 ]

オンライン形式でIOC理事会に出席したバッハ会長(IOC提供)
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 国際オリンピック委員会(IOC)は7日に理事会を開き、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」が拡大する中でも、来年2月の北京冬季五輪を予定どおりに開催することを明らかにした。

 大会の準備状況を監督するサマランチ・ジュニア調整委員長が会見で延期の可能性を問われ「答えはノーだ」と否定。大会は「バブル方式」で行われ、中国本土在住者のみ有観客とする方針は変わらない。また、新型コロナウイルス検査で陽性となった選手やチームは棄権扱いで失格とはせず、決勝進出なら銀メダルを授与する競技規則も承認した。

 ≪「彭帥問題」不安≫理事会後の会見では、中国の張高麗元副首相に性的関係を強要されたと告白した女子テニスの彭帥(ホウスイ)に関する質問も続出した。バッハ会長は既に彭帥と2度ビデオ通話を交わし、来年1月には北京で対面する約束をしており、アダムス広報部長は「IOCはベストを尽くしている」と強調。それでも「彼女の安全は保証されたわけではない。完全な事実かも分からない」と不安を残していることを認めた。バッハ会長は7日、母国の独DPA通信に「政治家が何世代も解決できなかった問題を五輪は解決できない」「(彭帥との通話は)五輪とは関係ない。1個人の問題」などと話している。

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