C・キムが逆転で今季3勝目、賞金ランクトップに浮上「賞金王に向けて勢いがつく」

[ 2021年11月21日 18:17 ]

男子ゴルフツアー ダンロップ・フェニックス最終日 ( 2021年11月21日    宮崎県 フェニックスCC 7042ヤード、パー71 )

<ダンロップフェニックス・最終日>優勝し笑顔を見せるC・キム(撮影・西尾 大助)
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 3打差9位から出たC・キム(31=米国)が9バーディー、1ボギーの63をマークし、通算17アンダーに伸ばして逆転優勝した。10月のバンテリン東海クラシックに続く今季3勝目、ツアー通算7勝目。優勝賞金3000万円を加算して今季獲得賞金は約1億2570万円となり、賞金ランキングで4位からトップに浮上した。1打差の2位には木下稜介(30=ハートランド)と片岡尚之(23=フリー)、2打差の4位には宮里優作(41=フリー)が続いた。

 C・キムがこの日ベストスコアの63で回り逆転勝利。首位タイで迎えた最終18番パー5でバーディーを奪い、1打差で接戦を制して「とてもうれしい。素晴らしい過去のチャンピオンが並んでいる中に自分も入ることができて光栄に思う」と喜んだ。

 午後1時から同7時までしか固形物を摂らないファスティングで、今年4月に112キロあった体重は97キロ。減量の効果もあり、体の状態がいいという。賞金ランクでもトップに立ち、昨年覇者として迎える日本シリーズJTカップを含めて今季は残り2試合。「賞金王に向けていい勢いがつく勝利。今年こそはトップに立ちたい」と気合十分に言った。

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