ネッツが主力のアービングを登録外に ワクチン未接種の影響? 今季43試合欠場の危機

[ 2021年10月8日 10:48 ]

ワクチン接種の有無を明らかにしていないネッツのアービング(AP)
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 ニューヨーク市ブルックリン区に本拠を置くNBAのネッツは7日、プレシーズンゲームのバックス戦(8日)を前にしてチームの主力ポイントガード、カイリー・アービング(29)をプレー資格のない選手として負傷者リストに登録した。

 AP通信が報じているもので、同選手とネッツ側は新型コロナウイルスのワクチン接種の有無について明らかにしていないが、ニューヨーク市では室内環境で従事する労働者とその顧客に対してワクチン接種が義務付けられているため、NBAの選手であってもアリーナ内では同様の対応が必要。接種済みであることを表明していないアービングはこのままの状態ではネッツの今季のホームゲーム(41試合)と、同じニューヨークを本拠にしているニックスとのロードゲーム(2試合)に出場することができないおそれが出てきている。

 アービングの今季年俸は3532万8700万ドル(約39億6000万円)。出場不可となる可能性のある計43試合のサラリー総額は1852万6000ドル(約20億8000万円)に達している。なお同選手はカリフォルニア州サンディエゴで始まったキャンプにはチームと合同で練習していたが、ニューヨークに戻ってからは接種済みの選手とは別行動となっている。

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2021年10月8日のニュース