ソフトボール・上野 五輪金で「応援が凄く増えた」、文科相顕彰表彰式で喜び

[ 2021年9月22日 05:30 ]

記念撮影で笑顔を見せるJOC山下会長(前列右から5人目)、五輪・パラリンピックのメダリストら(撮影・会津 智海)
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 東京五輪・パラリンピックの日本選手団の優秀選手に贈られる文科相顕彰、表彰式が21日、都内で行われ、両大会のメダリスト19人が出席した。ソフトボールの金メダル獲得に貢献した上野由岐子投手(39=ビックカメラ高崎)は五輪金の反響と使命感を口にした。

 今月4日から、リーグ後半戦がスタート。有観客でも行われるなど、球場に熱気が戻り始めると同時に「お客さんの応援が凄く増えている。入場制限はあるけど、前売り券が完売していると聞いて、うれしい」と喜びをかみ締めた。今後は五輪での輝きをソフトボールへの注目につなげていく。「自分たちが担っていかないといけない責任も、ひしひしと感じている」と話した。

 《卓球・水谷、多忙も「楽しい」》卓球の混合ダブルスで金、男子団体で銅メダルを獲得した水谷隼(32=木下グループ)は「長い間、卓球をやってきて良かった」と充実感をにじませた。すでに現役引退を表明。Tリーグでは選手登録しているものの「これから何をしていくか、まだ答えは見つかっていない。役に立つ仕事を見つけられたら」と話した。テレビ出演など多忙な日々にも「楽しい毎日を送らせてもらっている」と笑顔だった。

 《パラ自転車女子2冠の杉浦「一生現役」》パラ自転車女子で2冠に輝いた50歳の杉浦は、日本最年長金メダリストとなり、街中で「あ!え、え、えっと、50歳の!」と声を掛けられたことが印象的だったという。今後については「一生現役ですかね」と競技生活続行に意欲を示した。式典での記念撮影の際には、同じ静岡出身の卓球・水谷と談笑。「凄く尊敬していた方だったので、話せて良かった」と満面の笑みを見せた。

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2021年9月22日のニュース