八村×東京五輪銀の名将 ホーバス氏、バスケ女子代表監督→男子監督就任、パリへ再建託す

[ 2021年9月22日 05:30 ]

男子代表の新監督に就任することになったホ―バス氏
Photo By 共同

 日本バスケットボール協会は21日、東京五輪で女子日本代表を銀メダルに導いたトム・ホーバス氏(54=米国)が男子日本代表監督に就任することを発表した。東野智弥技術委員長(51)をはじめとする選定委員会は、スピードと3点シュートを駆使したスタイルで世界を席巻した手腕を評価。八村塁(23=ウィザーズ)、渡辺雄太(26=ラプターズ)らを擁しながら東京五輪3戦全敗に終わったチームの再建を託す。

 ホーバス監督は東京五輪後は休養に入っており、積極的なテレビ出演もあり知名度は急上昇。米WNBAのクラブなど複数のチームから興味を示され、家族が生活する米国へ戻る選択肢もある中、自身初の男子チームを指導する挑戦を決めた。女子日本代表には11年からコーチとして関わり、17年に監督に昇格。厳しい練習で知られ、度重なる長期合宿で選手を鍛え上げた。

 女子に比べて招集期間が限定される男子では未知数の部分もあるが、速さ、献身性など日本人の特性を生かした戦術の必要性は男女とも共通。NBAホークスでのプレー経験や日本リーグ4年連続得点王の実績も指導に説得力を持たせる要素となる。女子日本代表で「トムさん」の愛称で慕われた熱血漢が、24年パリ五輪へ向けて新たなステージに立つ。

 ◇トム・ホーバス 1967年1月31日生まれ、米コロラド州出身の54歳。ポルトガルでのプレーを経て、90年にトヨタ自動車入り。日本リーグで4年連続得点王。94年にはNBAホークスと契約し、2試合に出場。95年に日本リーグに復帰し、トヨタ自動車、東芝で活躍した。10年にWリーグJX―ENEOS(当時)のコーチに就任し、16年に監督に昇格。11年からは女子日本代表でコーチを兼任した。17年に監督を退任し、日本代表監督に就任。日本人の妻と2人の子供を持ち、日本語が堪能。2メートル3、95キロ。

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