丸川五輪相 30年札幌冬季五輪実現へ「見守っていきたい」 ウクライナも招致発表

[ 2021年9月14日 11:27 ]

丸川珠代五輪相
Photo By スポニチ

 丸川珠代五輪相が14日、閣議後の定例会見を行った。

 札幌市が招致を目指している30年冬季五輪において、ウクライナも招致を発表したことについて言及。「開催地の決定プロセスについては、IOC(国際オリンピック委員会)との対話が非常に重要。JOC(日本オリンピック委員会)と札幌市がすでに力を合わせて調整を進めていて、IOCとの対話を継続していると認識しています」と前置きした上で、「今後さまざまな都市が名乗りを挙げてくる可能性もありますが、IOCと協議をする中でどのような展開が開けるかをしっかり見守っていきたい」と述べた。冬季五輪は22年が北京、26年がミラノ・コルティナダンペッツォでの開催が決まっている。

 また、東京五輪、パラリンピック期間中のサイバーセキュリティー対策に関して「実践的な演習訓練等、政府と関係組織が一丸となって、さまざまな取り組みの結果、安心安全な大会が実現できた」と話し、「東京大会に向けて整備した体制、運用経験は大会後も我が国におけるサイバーセキュリティの向上に資するよう活用してまいりたい」と収穫を強調した。

続きを表示

2021年9月14日のニュース