アイアンマン世界選手権が10月から来年2月に延期 ハワイのコロナ感染者増加の影響

[ 2021年8月20日 10:52 ]

ホノルル市内のワクチン接種会場(AP)
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 10月9日にハワイで開催される予定だったトライアスロン界最大のイベント「アイアンマン世界選手権」が来年2月に延期された。主催者側が19日に発表したもので、ハワイでは新型コロナウイルスの感染者が急増。AP通信によれば、7日間平均の新規感染者数は713人で、これは2週間前と比べて56%増加していた。

 同選手権は昨年、コロナの感染拡大の影響を受けていったん延期したあとに中止。今年もその影響を受ける事態となった。

 なおハワイ州ではここまで対象の54・5%が必要回数のワクチン接種を完了。全米50州の平均(51・5%)よりは高い数値を示している。

 アイアンマン世界選手権は1978年から始まり、水泳(3・9キロ)、バイク(180キロ)、ラン(フルマラソン=42・195キロ)と、いずれも五輪採用のトライアスロン(1・5キロ+40キロ+10キロ)よりも長い距離で争われる。

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